これまでも、英語圏国外の子供たちには特別時間割をつくり、追加の英語クラスを設けていましたが、これに加えて更に追加の形で特別英語クラスがはじまります。
学校での特別英語クラスに加えて、
オンラインで出来る英語の勉強等を、是非、各ご家庭 で行ってください。
本来は、塾に行かなくても学校と自宅の勉強で十分であるべきだと信じているのです が、大人と同じく、また、英会話ができるのが目標ではなく、外国語で勉強しなければいけないといった環境は、子供にとって、とてもとても大変なことです。
小学校高学年、中学生以降では、特にご両親の理解とサポートが必要です。家庭で勉強を見てあげる、または、塾へ送られることをお勧めします。
親御さんが近くで見守ってくれている、塾への送迎を行ってくれる、こんな小さな行為の積み重ねが、お子さんへの一番のはげみと安心感につながるのではないかと思います。
また、 日本で一般的に思われているのとは違い、ブリティッシュインターナショナルスクールでの勉強というのは、実は大変です。
文章を読み込み、それについての意見を述べる事が出来る様になるのが目標です。
歴史地理等もとても深く勉強します。ただ、記憶すればいいわけではなく、理解し、それについての意見を述べることが要求されます。また、このような理解力や表現力はSpeech & Dramaクラス等を通しても学んでいきます。
家庭外での英語補修を考えられる場合は、英会話を勉強するのではなく、学校の先生等が行なわれている塾に行かれることをおすすめします。
小学低学年までは、学校での特別クラス+オンラインを使っての家庭での英語学習等で、まだまだ遊ぶ時間もとってあげてください。また、長期休暇期間を利用しての塾等での集中英語力強化というのもお勧めです。
中学生以降で、英語がまだまだおいつけていない場合は、オンライン等での毎日の英語学習+塾+休暇期間の集中強化で、テレビをみる時間も英語学習に遣うべき時間だという自覚が必要だとおもいます。
日本語力を保持しつつ学校での勉強が理解できるようになるまで英語力を伸ばして行くというのは、本当に大変なことです。他のお子さん達、ましてや2~3ヶ国語を話す地元の子供達とは、決して比較しないでください。
ここ現地で、数ヶ国語を話す子供達の英語力に、マンダリンにマレー語力が本当にしっかりしたものかというと、ほとんどの場合がそうではありません。
流暢な数ヶ国語を読み書きも含めてきちんと出来る子達は、やはり、第一言語がしっかりとしていて、また、よほど語学能力に長けた子でない限り、親子ともにかなりの努力をされています。
勉強の基本は国語力。これは日本語であれ英語であれ、語彙力の強化にかかってきます。
言葉を覚え、また、その意味を理解することで読解力がつき、そこから表現力に思考力も伸びてきます。また、この語彙力は、友人達との日常会話やテレビを見ている事では決して伸びていきません。
本を繰り返して読み、その内容を理解する、もしくは、
テレビを見る時間を、DVDで映画をみる時間に切り替え、その台詞や意味を理解するまで何度も何度も繰り返してみる。
まだ、本を読む癖がついていない子供達には、ご両親が、その姿勢をみせてあげてください。子供は、いわれた事を行うのは苦手ですが、真似をするのは非常に得意です。
母国語(英語であれ日本語であれ)の基礎さえしっかりと出来ていけば、それで十分です。ある程度の年齢以降、他国語の習得は十分に可能です。
オンラインのBBC等を使っての英語学習をおすすめする理由は、単語を憶える際に、正しい発音で学んでいくほうがいいからです。
DVDで繰り返してみる事ができる映画も、学ぶことの出来る教材として利用できます。年齢にもよりますが、The Sound of Music、Mary PoppinsにThe Wizard of Oz、年齢があがってきたら、Willy Wonka & the Chocolate FactoryにHarry Potter、Lord of the Ring。
このような映画を楽しんでみるようになってくるころに、これらの本を読み始めることで、読書への興味もでてくるかもしれません。(こんな「
子供が14歳になるまでにみてほしい映画のリスト」リストも参考にしてください。)
いろんな方法で、リスニング等を
意識して続けて行くことで、ちゃんと聞こえてくるようになる時がやってきます。
特に、ここマレーシアでは、いろんな癖のある英語がきこえてきます。私達でも、聞き取れなかったり通じなかったりとイライラするする事があります。子供達も、こんな慣れない環境の中で、すべてを理解できない言語で勉強をしなければいけないといった状況におかれています。
しばらくは、じっと見守りつつ、かつ、二人三脚でがんばりましょう。
学校で学べることには限度があり、学べる力をつけてあげられるのはそれぞれの家庭です。英語留学、子供に関するアーティクルです。是非ご一読ください。
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