2006年に、小学校1年生の娘が通っていたあるインターへの不満と不安感(先生からの体罰、生徒が他の生徒に怪我をおわらされた際の対応等)が一 気につのり、幼稚園時からの友人で同じ小学校を選んだフランス人のお母さんと、経営面の問題があり非常に評判の悪かったインターを、見学だけでもしてみよ うと、藁をもつかむ思いで訪れました。
実際に訪れてみると、とてもこじんまりしたクラスの中で、少人数の子供達が明るく楽しそうに授業を受けている様子、大らかな先生達、学校そのものの環境に魅かれ、その友人とともに、即、学校を変える事となりました。
楽しそうに学校へ通い始めた子供をみて安堵するもつかの間、その翌年2007年3月には、経営面でまたまたの問題がでてきて、オーナーが撤退、このインターナショナルスクールがなくなってしまいました。
学校がなくなり、途方にくれた私達両親の切実なる希望のもと、新しいマネージメントを迎え、100人程のマレーシアン・プライベートスクールにお邪魔させていただくような形で、インターナショナル部門ができました。
当時は、7人だけではじまったインターナショナル部門でしたが、ウェブサイトの立ち上げと同時に、2010年より、少しずつインターナショナル部門の生徒数が増えてきました。
2010年には、ようやく私達両親念願のインターナショナルスクールとして認定され、スリアラインターナショナルスクール (Sri Ara International School) と名称も新たになった次第です。
現在は、英国ケンブリッジの義務教育修了試験 (IGCSE* – International General Certificate of Secondary Education)校にも指定されています。
少ない人数にもかかわらず、しっかりと、イギリスの教育課程に徹底していただき、お世話をいただいいている先生、スタッフにマネージメントの方々には、本当に感謝の気持ちが溢れてくる今日このごろです。
2007年より、この学校が好きで、新しくできてきた学校へ移る事もなく、ずっとスリアラで学んできた日本人が2人います。一人は、すでに Year 10、日本語も英語もとてもきちんと話せる、しっかりとした女の子です。今年は、Year 11の年長組みをさしおき、SRC(生徒会)の副会長に選ばれています。
学校では、なんだか、皆、とても楽しそうに走り回っています。時々、勉強ちゃんとやっているの?と疑うものの、学校での試験やインターナショナル・コンペティションとなると、しっかりとAをとったり、マレーシアでのトップ10%に入る子供達も多いのです。
まだまだ小さい学校ですが、この家庭的な雰囲気の中で、遊べよ、学べよ、とすくすくと楽しく大らかに学んでいる子供達をみると、できたら、あまり拡大せず、このままブティック的なインターであって欲しい、という複雑な気分となっているのも本音です。
去年、2011年からは、日本人学校ではなくインターを選ばれるご家族が増えてきていて、2012年の現在では、8人以上の日本からの子供達がこのスリアラに通っています。
Mrs. Cowan - 2012年度
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2012-03-24
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