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2013-12-27

日本を含め海外での高校、大学での受け入れ

スリアラに在校した際の、日本を含め海外での高校、大学での受け入れに関する質問がありますので、それぞれをまとめてみました。

2014年8月更新

問い合わせの多い内容


留学を中断して日本へ帰る、もしくは、卒業後、日本の大学の帰国子女枠にてテストを受ける、国外の大学へいく際:

  • スリアラには卒業証書がないので、日本で受け入れられない?

  • WASC、ECIS、ACSI認定を受けていないので、日本では受け入れてくれる高校(大学)がない?

  • 日本や海外の大学ではIB資格者を受け入れてるが、IGCSEやA-levelは受け入れていないので、IB資格をとらなければいけない?


義務教育期間の帰国か高校時の帰国


中学までであれば、義務教育期間中で、もちろん受け付けてもらえるでしょう。

ただ、高校以降となると、こればかりは、ご本人の学力しだいとなるのではないでしょうか。

特に、小学校高学年~中学生の年齢で海外へ出る場合は、ご両親とお子様本人が、大学までの選択目標、はたまた、日本へもどることになった際の高校受験、大学受験等の日本語学力補強等までも覚悟して、といった思い切りが必要かもしれません。

日本へもどる可能性(不安)まで考えていらっしゃる場合、希望の学校情報を集めるのが一番早い確かな方法だと思います。

大学入試


スリアラを含め、海外のインターナショナルスクールもしくは現地校にて、イギリスの国家資格となるO-level (IGCSE/GCSE)A-levelの資格試験を終了している場合IBと同様にディプロマ等の大学入学資格として、もちろん、日本の各大学の募集要項に沿って入学申し込みができます。

ご希望の高校、大学より、帰国生入試要項*を取り寄せる、帰国子女受験サポート機関等を早くから利用されるなど、受験、編入資格の条件をしっかり認識しておくべきでしょう。

日本を含めて、ほとんどの国の大学受験資格にA-level資格が含まれえているのですが、まだまだ新しいIBと違って、イギリスの国家資格として一般的に受け入れられることから、A-level資格(試験結果)といった表記ではなく、フランス、ドイツと同様にイギリスの国家資格となっているため、A-levelでは受け入れられず、IBでないといけないと思われるのでしょうか。

卒業証書というのも、スリアラは、イギリスケンブリッジの国家資格試験のための学校として、本国イギリスと同じく、Year11もしくはYear13を終了したから卒業といったことではなく、

IGCSE、A-level資格取得(受験)にあわせて、在籍証明書であったり成績証明書をもっての卒業となりますので、イギリスであったりIBプログラム校も同様かと思いますが、日本のように卒業証書といった捉え方はなく、もちろん、帰国子女受入学校では、そういった認識はできているはずです。

WASC、ECIS、ACSIの必要性


日本の主な大学での帰国子女募集要項を調べてみると、海外の学校で学んでいた場合、WASC、ECIS、ACSI認定校といった条件等はなく、IBであったり、A-levelの結果をもって応募するところが主です。


文部省のほうで調べたところこんなものがありました。

以前は、日本の大学受験資格ととらえられなかった日本のインターナショナル校の認定機関としてWASC、ECIS、ACSIが必要とされているものです。

すでにケンブリッジ試験認定校と認められているスリアラは、この対象にははいりません。

海外での教育に踏み切る前に


ちょっとまって!


日本国外では、学生ビザであったり就労ビザ長期滞在ビザ等がないと、海外で生活をすることは難しくなってきます。MM2Hビザであっても、20歳(?)以降は、自分専用のビザがないと、ここマレーシアであっても住むことはできません。

特に、小学生高学年、中学生の年齢では、自尊心や日本語学習が出来上がってきていることもあり、なかなか英語がきこえなかったり、どうしても日本語に翻訳する癖から、なかなか英語力が向上しないような気になることもあるかと思います。

また、日本へもどることを想定すると、日本語での学習能力も向上していかなければいけません。

まずは、子供本人がマレーシア生活を楽しめること。

そして、本人の強い意志と、ご両親の外国語での勉強の大変さへの理解にサポートのもと、こつこつと勉強を続けることで、1~3年後には、その成果がでてくるのではないかと思っています。

覚悟、強気、根気に呑気。

いろんな覚悟に、成せばなると信じられる強気にやり通す根気。

また、なにか好きなことをみつけてのんびり暮らせる、たくましい明るい子になってくれれば、といった呑気さ、大らかさが必要なのが、子供連れの海外生活を個人で選択する際に必要なことだと思います。

個人で海外教育を実行される場合は、こういったこと納得したうえでの計画が一番であると思います。

*帰国生入試枠、帰国子女入試枠というのは、一般的には、親の海外赴任に伴っての海外生活をした子女と定義されることが多く、高校や大学受験要綱の「海外帰国子女枠」によると、海外滞在を2年~3年以上と指定のある学校もあります。
また、親の海外赴任と関係なく海外での学校で学んだ留学生を帰国子女枠として受け入れる学校もあるようです。

2 件のコメント:

  1. […] 日本の大学受験のお問い合わせに関しては、こちらを参照ください。 ここでは、進路を考える際の IGCSE、A-level についての概要を説明していますので、教科選択、その勉強等については、ケンブリッジシステムや学年編成を参照ください。 […]

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  2. […] また、A-level資格は、イギリスのみでなく各国の大学への入学資格として幅広く受け入れられており、日本の大学受験資格にも一般的に受け入れられています。 […]

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